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日本ワークス K'S Room
日本ワークス Team K のブログ
2020年ノーベル平和賞
国連世界食糧計画(WFP)が
2020年のノーベル平和賞を受賞した。

武力紛争や災害などで人々が食糧危難に陥ると、
WFPは混乱状態にある現地に真っ先に駆け付け支援を行う。

一時的な食糧支援のみではなく、
食糧供給のために必要な流れを確保するため
道路や倉庫や発電所など、一連のインフラをあっという間に整えるのだという。

日々前線で命を懸けているスタッフの努力が認められたのだと
事務局長のデイビッド・ビーズリー氏のコメントも誇りに満ちている。
コロナ禍の中、WFPが世界に発信した
「ワクチンができる日まで、食料こそが混沌に立ち向かう最もいいワクチンだ」
という言葉も強く印象に残る。

国連サミットで採択された、
17の目標からなる「持続可能な開発目標(SDGs)」の中の
「飢餓をゼロに」と「パートナーシップで目標を達成しよう」を
WFPは優先課題として掲げる。

SDGsに取り組む企業は国内でも年々増加し、
各地で大掛かりなイベントが開催され、SDGsのカラフルなロゴが新聞の一面を彩っている。

SDGsを後押しするように、これまで機関投資家が中心だった環境配慮・社会貢献・企業統治のESG投資へ、新型コロナウイルスをきっかけに、個人投資家の参入が増大し、ESG関連投資は前年同期の13倍を記録したという。

環境保全や貧困、人種差別、エネルギー問題等、
「世界的な、より良い環境と社会そして地球」への意識が高まる。

🎃🎃

その一方では
非民主主義国家が民主主義国家を上回り、世界の多数派となったと報じられた。
要因は様々だろう。

民主主義に夢を見たが、広がる格差社会の中で、
抜け出せない悪循環の中、働けど楽にはならず、生活に苦しむ人々が多い事の現れなのかとも思う。

自分の子供が飢えている時に、手にしたパンを見知らぬ他人に差し出す事はできないだろう。
自国第一主義が支持されているのは「まずは自国民にパンを」ということなのだと捉えると、人々の切実な訴えが伝わってくる。

我々は常に多大なる矛盾を抱え生きている。
日本政府はWFPの中東パレスチナで行う食糧支援に3億円の拠出を行う。
素晴らしいと素直に心から賛同できる国民の数の多さが、そのままこの国の豊かさの現れなのだと思う。

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テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済