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日本ワークス K'S Room
日本ワークス Team K のブログ
2020年の始まり 民法改正
アメリカとイラクの戦争危機の報道で、2020年は幕を開けた。
オーストラリアの大規模な森林火災や
中国の新型肺炎の感染拡大。

次々と持ち上がる深刻な世界の状況に
五輪へ向け盛り上がりも一層になるはずが
さすがに不完全燃焼の状態である。

諸問題が早く終結することを願う日々が続く。

緑の星 地球

今年は4月1日に民法(債権法)の改正が施行される。
債権法は明治29 年に制定され、
以降約120 年間にわたり実質的な見直しがほとんど行われていなかった。

今回の改正では、
制定当時からの社会経済の変化へ対応すべく、実質的にルールを変更すると共に、
現在の裁判や取引の実務で当然の前提とされていた原則や、
これまで蓄積されてきた判例や解釈を法律の条文上も明確にし、
読み取りやすくしている。

今後世の中がデジタルに移行していくに従い、
将来的には更なる改正が行われるだろう。
元々法律の条文は平易ではなかった。
それどころか難解で酌み取り難く、片仮名だった時には百人一首のように癖が強かった。

と言いながら、
自分は密かにその難解なところに心惹かれていた面があった。
読むだけでは理解できずに辞書を引き、
判例を読み、七転八倒しながらひとつひとつ謎解きのように勉強した若かりし頃の思い出があるのである。

登記事項証明にもすっかり慣れた昨今だが、
実のところ、不動産登記簿は昔のバインダータイプの、しかも手書きの時代が好きだった。
不動産登記簿は、正に人にとっての戸籍の謄本のように、
時代毎の登記官がひとつずつ、その不動産の歴史を登記簿に刻んでゆく。
そこに何とも言えないロマンを感じていたのだ。

しかし、
これらは行き過ぎると
「昔は良かった」という年寄りの不毛な感傷になる。
実務の大変さはあれども、世の中にとって改正は大いに歓迎すべき事だ。

そして何より、
「120年間変わらなかった事が変わる」時代に、
我々は立ち会えたのだということに感動を覚えるのだった。
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